出張料理人レポ2
冬の乾燥した時期になると口の端や耳タブの脇が切れたりする。
地味に痛い。
じゃあもう砂漠に行ったらどうなのよ?
取れちゃうんじゃないの?
行かないけど。
こんにちは。
アマギシエフケイイチです。
ありがたいことにまたコース料理作ってくれないかとお呼ばれした。
今回は10人分。
小松菜の花と厚切りベーコン
サーモンのカルパッチョ 大根とトマトのスパイスソース、
甘夏のキャロットラペ
水菜のポテトサラダ ベビーラディッシュと揚げ春雨
天城鹿の内ロースを使ったローストディア バルサミコソース
じゃがいもと玉ねぎのポタージュ
ファルファッレを使ったさわらとオリーブのアーリオオーリオ
口直しの桃とレモンの冷製スープ(写真撮り忘れた)
豚バラ肉とひよこ豆のトマト煮込み
チョコレートタルト バニラアイス添え
今回は鹿の内ロースを使ってみた。内ロースは内臓の内側、裏側にあるので取るのが難しい。内臓を出さない解体方法なので、内臓を傷つけてしまうと、内臓の臭いが付いてしまう。なので取るときには細心の注意を払っている。
味は個人的には背ロースよりもおいしいと思っている。とにかく柔らかい。予算1,2万のコースで出てくる牛肉よりランクは確実に上。
これぞ山に住んでる醍醐味って感じだ( ̄▽ ̄)
薄くスライスしてワインのあてにするなら白ワインやスパークリングに漬けておくといいと思う。ただし長く漬けるとシカの風味も薄まってしまう。メインにするなら生クリームやバターにつけてやや脂を染み込ませておくと食べた後の存在感がでかいし、乳製品だとそこまで風味が飛ばない。
まぁ、用途に応じてレシピは微妙に変えた方がいい食材ということが分かった。
まだまだ研究は始まったばかり。これからが楽しみだなぁ( ˘ω˘)スヤァ